これ、誰でも遭遇可能性があります。
ウィルスの感染・・・ではありません。
その理由は最後にご紹介を。

まず、お客様からもご報告を頂いて調査していたので、事前にフィッシング詐欺であることを把握していましたが、これかなり巧妙なつくりになっています。

Googleを装った信頼性と、当選の表記、そして制限時間を設置することで欲を煽る詐欺ランディングページですｗ
これ、だまされる人いるよなー

で、表示された質問に答えて行くと・・・

案の定、いろんな個人情報を登録させるフォームが出現します。
住所氏名、クレジットカードの番号などごっそり持っていかれますねー

もちろん、当選は嘘なので入力した情報も適当ですがｗ

では、Webページの閲覧だけでなく、Skypeにも表示されたのか？（ちなみにスマホでも表示されます）
そう考えると、共通点が一個ありました。

それは、「Web広告」です。

Skypeのデスクトップ版をお使いの方は分かると思いますが、右上の方に広告が表示されていました。（最近アップデートして広告表示は消えたみたいです。）

Webページを閲覧していれば、Web広告を見ない日はないくらいです。
でも、Web広告をクリックしていないのに、なぜ詐欺LPに飛ばされるのか？

それは、Web広告にプログラムを仕込んで、Webページを自動転送させるようにしているからです。

今回の詐欺LPは「当選」でしたが、ほかには「ウィルス感染」や「故障寸前」などいろんなパターンがあります。
もしこのような表示がされても、一旦落ち着いて、不用意にクリックしないようにするか、信頼できる専門家に相談したほうが良いです。

状況によっては、本当にウィルスやマルウェアなどに感染している場合もあるので、お気を付けを～